2015年2月27日金曜日

インド、海自救難飛行艇:US2導入へ。

インド、海自の救難飛行艇購入へ…ロシア製退け
(読売オンラインよりwww.yomiuri.co.jp/world/20150226-OYT1T50195.html?from=ycont_top_txt)


少し前からミリオタの間で話題になっていた、海上自衛隊の救難飛行艇「US2」の輸出の話題。このたびインドが、十数機を導入するとのこと。


飛行機に詳しい人を除き、案外知られていないことだが、日本の飛行艇は世界最高の性能を誇る。これは戦前からの技術の蓄積の賜なのだが、当然他国からの引き合いはたびたびだった。しかし、武器輸出三原則に抵触するため輸出が実現することは無かった。


日本としてはこのUS2輸出を足がかりに、インドとの海上安全保障について協力を強化し、一方のインドは、中国のインド洋進出をけん制する狙いがある。


話かわるが、米外交専門紙フォーリン・ポリシーによると、米・日・印で戦略的協力関係が最近強化されていることを分析し、「アジアの新しい三角同盟を形成する」と発言している。


実際その通りだろうし、首尾良く三国の有機的連携に発展すれば、中国を警戒する東南アジア諸国や、オーストラリア(そうりゅう型潜水艦の導入検討中)も、対中国封じ込めの協力関係になる可能性もある。


ちなみに、日本のマスコミは、武器輸出三原則がまるで法文で規定されたかのような、禁輸措置であるかの印象を与える報道をしてきたが、この原則は法律で規定されたものではなく、あくまでも運用規定に過ぎず、またすでにこの三原則は撤廃されており、武器の輸出に全く問題はない。


日本の優秀な装備を関係各国に輸出するのは、特亜三国(中朝韓)の侵略意図をくじくために有効な手段と思うが、いかんせん日本製は性能は良いけど高価なのがウィークポイント。アジアで金持国家というと中国だけど、チャイナへの武器輸出は論外だものね。



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